2017年6月11日日曜日

今月の


1日の日暮里寄席でご一緒して、改めて思った事。


人間誰しも、他人から格好良く見られたいし、
思われたい。

故に、本当は馬鹿なくせに、利口ぶったり、
大した芸じゃないのに、
「今日は出来が良かった」「お客に褒められた」
なんて吹聴したりする。

でも、左談次師と龍志師には、それがない。
そんなの野暮天のする事だって分かってる。
楽屋でも高座でも常に等身大。
尊大にならないし、と言って卑下もしない。

ありのままの自分でいる事に自信があるのだろう。


だからこそ、逆に格好いい。


せっかく芸人になったのだから、
一門の後輩達には、こういう所を受け継いで欲しいな。