2013年3月30日土曜日

結局それかい? そうなんです...

昨晩の立川流新宿寄席にご来場下さった皆様、
誠に有難うございました。
またのお越しを心よりお待ちしております。

昨日は、大分早くに楽屋入りした為、前座さんに「どこか時間をつぶせる所ない
かな?」と尋ねたところ、「近くにバッティングセンターがありますよ」...。

丁度この日プロ野球が開幕、また雲水兄とのキャッチボール部も近々に再開する
予定でもあり、かつての野球少年だった私の心は、この言葉で、にわかにざわめ
きました。

場所を教えてもらい行ってみると、歌舞伎町のド真ん中(ちなみに駐車場には、
恐らく近くのホストクラブのお兄さん所有のものと思われるン千万という〝超〟
高級外車が何台も。場所柄ですなぁ)。

料金は20球で300円。
相場より少々高いのでしょうが、これくらいならばまぁOKです。

バッティングセンターに来るのも勿論、バットを握る事自体久々なので、一番
遅い球速にしたかったのですが、左打者用のブースはひとつだけなので、(私
サウスポーなもんで)やむなくそこを選択。球速90、100、120キロが
アトランダムに投げられてきます。

投入口に100円玉三つを入れて、さてプレイボール。
意気込んでバットを振った、その結果は!
20打数で、芯を捉えた球はなんとゼロ。打率.000......。
これがプロなら即二軍落ち、もしくは解雇です。

あまりのふがいなさに、少し休んでもう一回チャレンジ。
しかし、結果は同じ...。ああ、情けない。ストレス発散どころか、
逆に溜まりまくり。まったく何やってんだか。

「プロ野球の選手が、打撃練習で、軽ーくスイングして当てた打球がスタンド
イン」なんて光景をよく見ます。簡単にやっている様に見えますが、やっぱり
凄い事で、とても素人には真似出来ません。そんなとんでもない実力をもった
プロの選手達。しかし実戦では、無駄に力が入ったり、ガチガチに緊張したり、
カーッと頭に血が昇ったり、ケガや病気、また年齢による衰えなどがあったり、
なかなか練習通りの力を発揮出来ない...。

その中で、それが出来るひと握りの選手が〝一流〟と呼ばれるんでしょうね。

さてさて、日本のプロ野球に引き続き、いよいよMLBも開幕しますよ。
今年も合言葉は、ハイ!
GO! O's! GO!