愛用してきたお気に入りのサンダル。
とても履き心地が良く、
壊れる度に、接着剤などで補修して使っていたが、
ついに昨晩、真っ二つに割れ、その生涯を閉じた。
永きに渡り足元を支えてくれた我が僕を
この歌で称えて送りたいと想う。
『さんだ〜る〜ち〜あ〜
さんだ〜〜るち〜〜あ〜〜』
我がサンダルよ。
長い間ご苦労さまでしたね。
次に生まれ変わる時には、
「ババア、まだくたばらねぇのか」
と、乱暴な事を言いつつも、当のお年寄りから愛される
『毒蝮サンダルー』として生まれて来るのですよ。