その初戦。
去年の1デイマッチで我がオリオールズが勝たせてもらったので、
今年は勝たせてあげたかったレンジャーズでしたが、残念ながら敗退。
ファンの皆さんは悔しいでしょうが、勝ったレイズを称えましょう。
さて、メジャーリーグは現在30チームありますから、
優勝するのは単純な確率で30年に一度。
つまり、贔屓のチームの優勝を目にするのは、一生涯で2度あれば〝御の字〟、
3度あれば、かなり〝ラッキー!〟という事になります。
「応援する」とはなんとまぁ「割りに合わない」行為なのか..。
結局、応援しても、実を結ばず、ガッカリする事の方が圧倒的に多い訳ですが、
そうならないためには「全ての球団のファンになる」しかありません。
そうすれば、毎年例外なく贔屓のチームが優勝しますから、常にハッピー。
悔しい思いをしなくてすみます。
しかし、「全ての球団に愛を注ぐ」などという
『ガンジー』や『マザー・テレサ』の様な聖人になんてなれませんし、
そもそも高尚な精神で野球を見るなど不可能。
そこで「10/1 今日の発見」
『アンチのチームがやっぱり必要』
「自分が応援する球団が、また今年も優勝出来なかった...。
でも、大ッ嫌いな●●●も負けたので、いくらかスカッとした」
いくら応援しても贔屓の球団が勝てないという
報われない思いや恨みつらみの精神的な救済措置として、
アンチというものは非常に重要です。
ファンも多いですが、アンチも圧倒的に多い。
『ヤンキース』が負ける事で、どれだけのファンが救われている事か。
ヤンキースには、これからも健全なリーグ運営と野球ファンの為に、
お金にモノを言わせてスターをかき集めるなど、
アンチが安心して憎める様な存在でいてもらいたいと思います
(ところでヤンキースファンにとって「アンチ」ってあるのでしょうか?
レッドソックスが一番それに近いみたいですが、「憎まれ度合い」が
全然違います。その意味で、やっぱりヤンキースは凄いチームです)。
でも、「アンチが必要」っていろんなスポーツや分野にも言えますね。
大相撲での『朝青龍』の役割はやっぱり大きかったですよ。
そして、我が落語界では勿論 ...言わずもがな、ですね。