1日の日暮里寄席でご一緒して、改めて思った事。
人間誰しも、他人から格好良く見られたいし、
思われたい。
故に、本当は馬鹿なくせに、利口ぶったり、
大した芸じゃないのに、
「今日は出来が良かった」「お客に褒められた」
なんて吹聴したりする。
でも、左談次師と龍志師には、それがない。
そんなの野暮天のする事だって分かってる。
楽屋でも高座でも常に等身大。
尊大にならないし、と言って卑下もしない。
ありのままの自分でいる事に自信があるのだろう。
だからこそ、逆に格好いい。
せっかく芸人になったのだから、
一門の後輩達には、こういう所を受け継いで欲しいな。