NFLファン、シーズンオフの一番の楽しみ
待ちに待ったドラフト・デイ。
レギュラーシーズンに負けが込んだチームのファンは、
有望選手を獲得出来る、この日を頼りに命を繋いでいる、
と言っても言い過ぎじゃない。
去年は、完全リモートで行われたが、
今年はブラウンズの地元クリーブランドにて、
大勢のファンを集めて賑やかに開催。
かたや同日、スポーツをはじめ、
多くのイベントが無観客での開催、もしくは中止。
一年前と全く光景が変わっていない我が日本。
あと3ヶ月後にオリンピック〜?
悪い冗談でしょ。
『都内の寄席、一転して休業を決定』
以下、部外者の立川流である私の想像。
(一日で2度のUPなんていつ以来だ)
恐らく、
一番初めの、休業要請に従わない、という決定は、
「寄席側」が主導したのに対し、
今回の一転しての休業は、
「協会側(演者側)」が主導したものと思われる。
寄席としては、今でも、
例の『社会生活の維持云々...』を盾にして
本当は営業を継続したいに違いない。
キーポイントになるのは、
混乱に対する謝罪をするため、
東京都の担当者が、まず最初に訪れたのが、
『落語芸術協会(芸協)』であるという事。
そして芸協は、内閣府からの認可を受けている
『公益社団法人』であるという事。
(因みに我が立川流は法人ではない。
強いて言えば、愚連隊)
ま、これ以上は申しません。
もっと詳しい話をお聴きになりたいという方は、
宣言が明けたら、
一杯やりながら、お話し致しますよ。
落語家が、
休業要請に従わなかった寄席に対し、
「寄席が『社会生活の維持に必要』を理由に
営業をするのはいかがなものか」
と言っているようだが、
問題の本質がまったく見えていない。
東京都が特措法24条9項に基づき、
寄席などの劇場に休業要請をした訳であるが
(正確には『無観客開催を要請』。
実質的に休業しろと言うのと同じ)、
その際に、
「社会生活の維持に必要な場合を除く」
などという但し書きをしたのを
要は逆手に取っただけに過ぎない。
かつて佐藤栄作元総理が
「『栄ちゃん』と呼ばれたい」
と発言したのを受けて、
横山ノックさんが本当に「栄ちゃん」と呼んだら、
当人が嫌な顔をしたという逸話と一緒。
社会生活に必要か必要でないかなんて、
個人によって違うし、
誰に決められるものでないのは、百も承知。
行政がそのような曖昧な物言いをするのがおかしい。
お上の意向に逆らえば、
将来的に、この業界にどのような影響が出るか分からない。
そのリスクを承知の上で営業に踏み切った覚悟に対し、
身内である筈の落語家が、
的外れの批判をして、足を引っ張ってはいけない。
そして、更に付け加えるべきは、
今回、寄席が営業しようがしまいが、
ハナから全然出演予定がない俺は、
「社会生活の維持」がかなり危うい。