昨日の出来事です。
ピンポーンと家のチャイムが鳴り、
ドアを開けて出てみると、宅配の人。
「お荷物届いてます。ここにサインをお願いしま〜す」
伝票の送り主の欄に、
見覚えのあるお知合い方のお名前があったので
迷うことなくサイン。
「では、こちらになりま〜す」
渡されたのが、
一抱えもあるプラスティックのケース。
農家の方が収穫時に使いそうなもの。
「えつ! このケースごと?」
「そうです」
不審に感じつつ、受け取り、
「ご当地の野菜や果物でも送ってくれたんだろうか...」
などと考えながら、
フタにしてあったボール紙を外すと...
完全に割れてしまったお酒(芋焼酎)の一升瓶が、
ボロボロになった贈答用の箱ごと、
液が漏れぬ様、三重のゴミ袋にくるまれた状態の物、
否!
物というより残骸...。
「なんじゃ、こりゃぁ〜〜ッ!!」
往年の松田優作ばりに叫びましたよ。
配送のどこかの段階で壊し、補修していたものを
そのまま届けてしまったんでしょう。
すぐに宅配業者のサービスセンターに電話すると
「ただいま大変混み合っております。お掛け直し下さい,,,」
ところが、何度掛けても同じメッセージ。全く繋がらない。
こっちは、イライラ、イライラ、イライラよ〜の山本リンダ。
一時間以上経って、やっと繋がり、事情を説明
「調べて、折り返しお電話します」との返答。
30分後に電話があり、
「破損状況は把握しており、既に代替品を手配済み。
本来、社内にて処理するはずの事故物件を
誤ってお客様に届けてしまった。
代替品をお届けする際に先の品は回収します」との事。
納得はしましたが、何だかなぁ〜...と思いました。
配送の過程で、いくらでもチェック出来るし、
少なくとも、うちに届くなんて事は避けられたでしょう。
この業者、今までそんな事なかったんですがねぇ...。
『宅急便』と聞けば、まず頭に浮かぶ、
業界大手のあそこですよ。あそこ。ニャーオ。
以前に当ブログで日本郵便のサービス劣化を嘆きましたが、
本当に我が国の物流は大丈夫なんでしょうか?
今回、配達や電話担当の人たちを責める気にはなれません。
彼らに無理な労働を強い、私腹を肥やした連中がいるはずです!
...などと、社会派のような事を申しましたが、
とりあえず皆さん。
ケースを抱えた宅配業者が来たら、お気を付け下さい。