2023年9月17日日曜日

ちょっと遅い

夏休み読書日記。

『緋の河』(桜木紫乃)

『握る男』(原宏一)

二冊とも知り合いから「面白いよ」と

薦められ借りたもの。


前者はご存じ、ニューハーフタレントの草分け

カルーセル麻紀さんの半生をモデルにした小説。

後者は一介の鮨職人が、鮨業界にとどまらず

日本の食産業全体を牛耳ろうとする物語。


『キ◯タマ(急所)』を取ろうとする者と

握ろうとする者の話。


どちらも成り上がっていく時代のパートが、

一番読んでて楽しい。

蒸し暑い夜に一気読み。結構でした。