夏休み読書日記。
『緋の河』(桜木紫乃)
『握る男』(原宏一)
二冊とも知り合いから「面白いよ」と
薦められ借りたもの。
前者はご存じ、ニューハーフタレントの草分け
カルーセル麻紀さんの半生をモデルにした小説。
後者は一介の鮨職人が、鮨業界にとどまらず
日本の食産業全体を牛耳ろうとする物語。
『キ◯タマ(急所)』を取ろうとする者と
握ろうとする者の話。
どちらも成り上がっていく時代のパートが、
一番読んでて楽しい。
蒸し暑い夜に一気読み。結構でした。