猪木の熱狂的信者ではなかったと書いたが、
小学校の習字の授業で
「何でもいいから好きな文字を書きなさい」
という先生からのお題があった時に
『闘魂』と書いたのを思い出した。
自分の子供時代、『アントニオ猪木』は
『ウルトラマン』や『仮面ライダー』と並ぶ
テレビのブラウン管の向こうで活躍する
スーパーヒーローだったんだと改めて思う。
ただ、他の二つと違い、もうこの先、
『シン・アントニオ猪木』はあり得ない。
馬場と猪木。
この対照的な二人のレスラーが
同時に存在した事は、日本プロレス界の奇跡。
『志ん生』『文楽』の高座に
生で接する事は出来なかった世代だが、
馬場と猪木の数々の名勝負を
心熱くしながら見る事が出来た。
是非、天国でタッグを組み、
BI砲を復活させて欲しい。
合掌。