芸能界、歌舞伎界が
いろいろ大変な事になっておるようですが、
それは置いといて、
昨日は『やすらぎ寄席』へのご来場、
誠に有難うございました。
『提灯屋』、サゲの言い回しをちょっと変えました。
前回より手応えがあった気がします。
今度はお客様のご意見やご感想を聴いてみたいです。
この噺、今あんまり演る人がいないのは、
やはり家紋がネックになっているから。
今の生活に家紋ってほとんど縁が無いですからね。
『剣片喰』『竜胆くずし』『捻梅』...
そりゃ分かりません。
うちの師匠が「借金のねえ男」で
『雁金』(かりがね。借りが無え)ってやりました。
面白いけど、馴染みがない点においては
『雁金』もそんなに大差ない。
ただ、町内の若い衆がわーわーやって騒動起こす、
馬鹿馬鹿しくて落語らしい面白い噺だと思うので、
今少し、力を入れてやってみます。
何とか工夫をすれば、その先に灯りは見えるはず。
『提灯屋』だけに。ハイ、チャンチャン。