師匠宅の留守番を頼まれた。
夕方、戸締まりをして表へ出ようとしたら、
奥の部屋から、話し声がする。
行ってみたら、見知らぬ10人くらいの男女が
乱痴気騒ぎをしていた。
「出てってくれ」
「うるせえ」
「出てってくれ。クビになっちまう」
「知った事か」
「頼む。出てってくれ。
まだ落語がやりたいし、師匠の下にいたい。
お願いだから、出てってくれッ!」
土下座をして懇願した…
……ところで、目が覚めた。
どうしちまったんだ、二日続けて…。
千両富になんて、当たってねえゾ。
666まで、あと139日。