談幸師、生志兄に紹介して頂いた、
橘流寄席文字、橘右女次師匠にお会いする。
パーティの引き出物三点セット(口上書、扇子、手拭い)の
書き物をお願いする為だ。
昨日、師匠から頂いた口上書の原稿をファックスしたところ、
早速、いくつかサンプルを書いて来て下さった。
「うわ〜、格好いいなぁ〜…」
何だか、自分の為の物じゃないみたい。
今まで、先輩達(中には、後輩達)のそれらを見て来たが、
ついに、俺も自分自身の物を作る事になったンだ…。
何とも云へぬ感慨に浸りながら、
北千住のカフェエで口にする
オレンヂジュウスの味は、
志遊には、殊更甘美に感じられたのであつた…。
つづく。
次回、『ついに奴が来た!』に、どうぞご期待下さい。
666まで、あと128日。