『フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン
(1966年東宝)』をhuluにて鑑賞。
約50年ぶりくらいの再見なので、
ほとんど初見のように見れた。
流石に、昔、子供の時にテレビで見て、
受けたような衝撃を感じる事はなかったが、
以下、印象に残ったところ。
フランケンシュタインが、バラゴンとの格闘で、
背中(バック・マウント)からパンチを浴びせ、
最後にチョークスリーパーで仕留めたのは、
まさに今の総合格闘技の先駆けのような戦法。
敵役のバラゴンがかわいい。
目がクリッとして、耳が大きく、手足が短くて、
動きがユーモラス。
柴犬くらいの大きさだったら、
動物系ユーチューブとして動画をあげれば、
チャンネル登録者数10万越え間違いなし。
巨大化し、脅威となったフランケンシュタインを
殺傷処分すべし、という世間の声に対し、
主役の一人、研究者役の高島忠夫は反対するのだが、
その理由は、人道的見地ではなく、
あくまでも研究材料として。
「(生け捕りにするために)目潰しを使いましょう。
メ◯ラにしてしまえば、後はどうにでもなります」
サラリと今なら大問題の鬼畜発言。
そして特筆すべきは、
警戒警報が出ているにも関わらず、
ロッジで若者たちが大勢で、酒を飲んだり、
踊ったりして、ワーワー騒いでる事。
今と全く変わらない。