『しのばず寄席』へのご来場
誠に有難うございました。
本日が命日の師匠の話と
志ん朝師匠の話をマクラで少し致しました。
両師の高座を生で見た方も
これからどんどん少なくなっていくんでしょうね。
時代の流れとはいえ、寂しい限りです。
今年に限っては
ついに当てはまらないかと思ってましたが、
いやいや、そんな事なかったですね。
昔の人の言う事は聞かなきゃダメ。
昨晩は寝冷えしそうになりました。
皆様もどうぞお気をつけを。
馬場さん台風(正式名称は『サンサン』と呼ぶそう)が
熱帯低気圧に変わってなお居座っているとの事で、
朝からずっと降ったり止んだりする中を
スキを見つけて近所のコンビニへ光熱費の支払いに。
ついでに某電子マネーにチャージをしようと1万円を渡すと、
レジ係の東南アジア系のお兄さんが、
レシートと一緒にその1万円をくれようとしたので
驚いて「いやッ、これはあのッ、#%&@$...」
声にならない声を発したところ
「アア〜ゴメンナサイネ〜」
間違いに気付いたらしく、事なきを得たのだが
「別にこっちが悪いことをした訳でもないのに、
何故俺がドギマギせにゃならんのだ」
腑に落ちないものを感じつつも、
実はまだちょっとドキドキしながら帰宅した
9月1日、防災訓練終了。
和歌山カレー事件を扱ったドキュメント映画
『Mommy〜マミー〜』を見てきました。
約100席の小さい劇場でしたが、満席。
あの事件、もう26年も前の事になるんですね。
感想は一言で言って、面白かったです。
真犯人は誰かという事よりも
林眞須美死刑囚およびその家族たちの人となりを追い、
彼女が本当に犯人なのか、という事に焦点を当てた内容。
あの旦那、まだ存命だったんですね。
何故かとっくに亡くなったものと思い込んでました。
スミマセン。
当時は例の水撒きシーンがくり返し放送され、
また前歴の保険金詐欺などが取り上げられ、
彼女の太々しさや憎たらしさが強調されてましたが、
この映画を見終わると、いろんな意味で随分印象が変わります。
惜しむらくは、和歌山弁が聞き取れない箇所があり、
字幕を付けてくれるともっと理解しやすかったです。
今から約30年ほど前、
私が前座だった頃の話です。
大阪で『米朝 談志 二人会』があり
その鞄持ちに私がついて参りました。
楽屋には米朝師ご一門の方々、鶴瓶師匠、
そして、ざこば師匠がいらしてました。
終演後の打ち上げは、ざこば師匠馴染みの焼肉屋で、
米朝師匠、うちの師匠、鶴瓶師匠をはじめ
総勢10人位が参加しておりましたが、
私も末席に加えてもらいました。
店内では、ざこば師匠が何から何までとにかく
エネルギッシュに酒席を取り仕切り、
一番下っ端の私に対してすら
そうそう、ここの貝汁(あさりの味噌汁)が美味いで」
テレビとまるで変わらない人懐っこさで、
気さくに接して下さいました。
米朝師匠とうちの師匠が一緒だと
いつも決まって芸談、芸論になりますが、
会話の途中で師匠が
「『中田ダイマル・ラケット』は素晴らしい」と言うや否や
すかさず、ざこば師が
「談志師匠、ほなラケットせんせの店に行きましょ」
「えっ!ラケットさんが店やってんのかい?」
「やってはります!これからお連れしますわ」
思い立ったが吉日とばかり、有無を言わせぬ強引さで、
師匠をラケット先生が営むバーへ案内しました。
それから程なくして、ラケット先生は亡くなりましたが、
師匠以上にラケット先生が喜んでいたのを覚えています。
ざこば師匠を評する際に使われる『面倒見の良さ』や『漢気』、
こうと決めたらやり通す『一本気』など
あの時にそれらを間近で体験させて貰ったのは、
本当に有難く、いい思い出です。
ざこば師匠、
『天災』は腹を抱えて笑わせてもらいました。
文都兄さんの真打披露にも大阪から駆け付けて下さるなど、
我が一門とも大変に深いご縁を頂きました。
近年はご病気で思う様に高座を勤める事が出来ず
お辛かっただろうと存じます。
お疲れ様でした。そして有難うございました。
何やら当ブログへのアクセス数が多かったのは
早速、晴の輔君の効果でしょうか。
この調子で一門会にもお客様を呼んで貰えると有難い。
そして彼にはこんなエールを送ります。
「この世渡り上手。たまには奢れ」
ところで今回、
「『立川流』と『笑点』が雪解け」なんていう
報じ方を一部されてますけど、
そもそも決して揉めてた訳じゃないですよ。
それが証拠にうちの師匠が番組の司会を辞めた後、
師匠当人をはじめ、一門が何人もゲストで出てますから。
かく言う私だって、ぜん馬師匠と一緒に
真打披露口上で出させて頂きました。
本当に確執がある団体の人間に
番組側が声を掛けるはずがないでしょう。
ありもしない対立構造をでっち上げて、
話題作りや商売をする連中もいるので
皆さん、気を付けて下さい。
もっとも...
我が師匠が至る所で
同番組の悪口を言ってたのは紛れもない事実ですが...。
えっ! それが尾を引いてる?
ありゃま、そうだったのかぁ〜。
23日のオープン戦に続き、
お知り合いの方のご厚意で昨晩、
巨人ーDeNA戦を東京ドームで観戦してきました。
しかも今回は『ロイヤルウイング席』という
とても自腹じゃ行けない年間シートの
中2階にあるラウンジの一番高い席。
専用ゲートがあるので待たずにすんなり入れ、
試合中、トイレで並ぶこともありません。
椅子も高級感のあるふかふかシートでお尻も大喜び。
またラウンジ席のみ楽しめるビュッフェもご馳走になりました。
ドームホテルのレストランで作られた料理なので味は申し分なし。
奢ってくれる方に「いくら位するんですか」
なんて聞くのも野暮なのでお尋ねしませんでしたが、
お安くないだろうと思います。
勿論、野球観戦に欠かせないホット・ドッグやポテチなどの
ジャンクフードも充実しており、
アメリカン・ドッグ(ウインナーに衣のついてるアレ)を
何十年ぶりに食べてしまいました。
さらに嬉しいのがフリードリンクでビール呑み放題。
ここぞとばかり、6杯くらい(正確な記憶がなし)
ガブガブ浴びるように呑ませて貰いました。
後日、当ブログにUPする為に
それらの様子を撮っておく余裕など
呑んだり喰ったりするのに忙しくて全くなかったのは
やはり私に貧乏人根性が染みついているからです。
世の中にはラグジュアリーな空間があるんですねぇ。
勉強になりました。
えっ、肝心の試合はどうだったか?
「う〜ん、やってたような...気がします」って
それじゃお馴染みの花見の落語の枕ですな。
最寄り駅に行くまで
たま〜に利用していた地元のタウンバス。
その停留所に
『3月31日をもって路線休止しました』の
貼り紙がしてある事に今日気付きました。
あらまぁ...。
『休止』としてあるものの、『廃止』と同義でしょう。
上記のように
自分などは、たまにしか使わなかったので
さほど影響はありませんが、
利用者は減っていたとはいえ、
お年寄りとか、太川陽介さんとか
困る人もいるんじゃないですかねぇ。
なくなっていくバスの死屍ルイルイ。
関東にも黄砂が飛んでくるとの事で、
数年使っていなかった空気清浄機を
押入れの奥から引っ張り出しました。
果たしてちゃんと動くのかどうか分からず、
またこれを使ったら逆に
空気が汚れそうなくらい埃まみれになっていたので、
一通り綺麗に掃除をしてスイッチを入れたところ
案の定、ウンともスンとも言わず。
しばらくそのままにしておいても動く気配はなく、
これは潮時と、区の粗大ゴミ申し込みHPにアクセスしたら、
「捨てられちゃ敵わん」とばかりに彼氏、
突如働き出したから不思議。
とは言え、聞こえる動作音から判断するに、
全盛時の活躍は期待出来そうにないので、
戦力外通告をしたものかどうか、
球団編成部長としては迷うところです...。
東京ドームに巨人ー楽天のオープン戦を
お知り合いの方のご招待で観戦して来ました。
同所を訪れるのは、コロナの遥か前、
ヴィッセル神戸への入団が決まったイニエスタが、
挨拶のセレモニーを行った2018年5月24日、
楽天の東京主催試合以来の、ほぼ6年ぶり。
驚いたのは、場内が完全キャッシュレスになっていた事。
ドリンクやフードを買った際に、現金による支払いは出来ず、
電子マネーやクレカ、スマホ決済のみで、
ちょっとした浦島気分を味わいました。
また、春休みという事もあってか、
オープン戦とは言え、7割位は埋まってました。
中でもユニホーム姿の子供たちが大勢来ていたのは、
かつての野球少年としては、嬉しかったですね。
彼らの中から第二の翔平が出る事を
そして第二の一平が出ない事を願うばかりです。
6回裏、バッター岡本。結果は四球。 |
店ではなく、自宅で『麻婆豆腐』が食べたくなり、
いわゆる『麻婆豆腐の素』的なものを
スーパーに買いに行ったところ、
◯美屋とかCookD○とかの有名メーカーの商品は
基本3〜4人前ばっかりで多過ぎなので、
ならいっそ、市販の素に頼らず自分で作ってみようと思い、
豆板醤だけを買って、フライパンに
ひき肉と豆板醤とを炒めてから豆腐と刻みネギをぶち込み、
お湯と中華スープの素を入れて煮込みつつ、
元々家にあった酒だの味噌だの醤油だので味付けし、
仕上げに水溶き片栗粉を入れてとろみを付けたら、
あらまぁ十分に美味しい物が出来上がりました。
俺みたいな素人でも簡単に美味しく作れる麻婆豆腐を
最初に考えた四川の人、ホント、エライ!
エビチリや回鍋肉もヤッテみたくなったアルよ。
森林伐採による地球規模の砂漠化ではありません。
『みどりの窓口』の事です。
10年以上使っていたSuica(JR東日本のICカード)が
数日前に突如使えなくなり、
某駅の改札で駅員さんに調べてもらったところ
「磁気データの読み取りが出来なくなっているので
『みどりの窓口』で交換の手続きが必要」との事。
そして遅まきながら、初めて気付きました。
かつてはどの駅にも当り前のようにあった
『みどりの窓口』が、今はこんなにも減少していることを。
そして、この傾向は更にこの先、進むであろうことも...。
未だ手続き出来ず(『みどりの窓口』のある駅に用がない)
以来、切符を使用してますが、
Suicaにすっかり慣れてしまった身には、買うのも一苦労。
「切符の買い方が分からない」芸能人に
こんな形で仲間入りしたくなかったです。
志の輔師の新作『みどりの窓口』が
こうも早く古典落語になってしまうとは、
いやはや、時代の流れの早さは恐ろしい...。